別子銅山記念館

別子銅山記念館

別子銅山記念館

展示物について

展示物の一部をご紹介します。

覚悟を身に纏い、坑道へ

江戸時代の作業着(復元品)

江戸時代の鉱夫達は、鋪着と呼んだ白木綿に黒襟をかけた襦袢を羽織り、安中(あんなか)と呼ばれる土踏まず辺りで切った半分ほどの大きさの草履を履き、藁や葛で編まれた尻あてを腰にさげて坑内に入った。

神に力を捧げ、大祭を賑わす

ヰゲタマークの入った化粧廻し

別子銅山では奉納相撲が盛んだった。最盛期は昭和初期からの戦前で、5月の山神祭での一大行事だった。力士は、皆住友各社の社員で、番付上位の者は四股名を持ち、ヰゲタマークの入った化粧廻しが贈られた。

作業効率は一気にアップし、地底の奥深くへ

鑿岩機(F-7)

古河鉱業製F-7レッグドリル。主に水平坑道掘進に使用された。別子銅山では、1891年(明治24)に初めて鑿岩機が導入された。戦後は切羽の大規模化に伴って鑿岩機も大型化していった。

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