泉屋コーナー
近世初期に銅吹商として台頭し発展した泉屋(住友)の歴史や江戸時代の銅製品、住友ゆかりの品々などを展示
住友グループは、別子銅山から発展を遂げたといっても過言ではありません。
別子銅山記念館は、住友の事業の母体となり、また工業都市新居浜発展の原点となった
別子銅山の歴史とその意義を永く後世に伝えることを目的として、
別子銅山閉山の2年後1975年(昭和50)に開館しました。
館内には、開坑以来の歴史資料や鉱石、採鉱技術資料、
鉱山の生活風俗資料など別子銅山ゆかりの品々を展示しています。
近世初期に銅吹商として台頭し発展した泉屋(住友)の歴史や江戸時代の銅製品、住友ゆかりの品々などを展示
別子銅山開坑から明治維新後の近代化を経て閉山に至る迄の歴史を紹介
別子銅山とその周辺の地質・鉱床のあらまし、鉱石標本などを展示
戦後に用いられた採鉱用具、鑿岩機、鉄道用品や採鉱法などを紹介
江戸末期から昭和の時代までの山中の人々の生活の様子や諸行事などを展示
鉱山鉄道を走った機関車や坑内で使用された籠電車などを展示
当館は、別子銅山の守護神である大山積神を祀る大山積神社の境内に建設されました。
また、この地は明治時代に操業されていた銅製錬所の跡地でもあります。
建物は、地中に潜るかのように半地下構造となっており、
その内部は薄暗くあたかも銅山の坑内に入っていくかような雰囲気を醸し出しています。
屋上は約1万本のサツキにより全面緑化され、周辺の景観との一体感を感じることができるでしょう。
別子銅山の開坑記念日にも当たる5月には、
サツキが満開を迎え屋根一面が真紅に染まる光景を目にすることができます。
建物全景
エントランス表示
館内風景
館内から境内を望む
正面入口の扉
建築業協会賞
BELCA賞